トップページ > 導入事例インタビュー
導入事例インタビュー
― 立教大学様が秩父新電力を選んだ理由 ―
2022年にカーボンニュートラル宣言を発表された立教大学様は、その一歩として再生可能エネルギーの導入を本格的に検討されました。今回、同学がなぜ秩父新電力をパートナーとして選んでくださったのか、お話を伺いました。
カーボンニュートラル宣言が電力切り替えの起点に
― 電力の切り替えを検討された背景を教えてください。
他大学がカーボンニュートラル宣言を打ち出す中で、本学でも同様に宣言を行いました。特別高圧電力及び高圧電力を軸に切り替えとし、低圧電力も合わせて行うこととなりました。
― 導入にあたって、課題はありましたか?
RE100や非化石証書についての理解が不十分な中で、CO₂ゼロの電力をどこから、どの比率で導入するのが適切か、判断に迷う部分も多くありました。最終的には「初年度から全量CO₂ゼロ」で導入することを決めました。
― 電力会社の選定にあたっては、どのような検討をされたのでしょうか?
10社以上から見積もりを取りました。再エネ比率、発電設備の所持及び市場によらない電力調達量と市場調達の割合、再エネの種類(太陽光、水力等)、会社の規模感などを総合的に評価しました。
― 決め手となったのは?
価格面での魅力もありましたが、それと共に「豊島区(自治体)が実際に契約している」という事実が、安心して導入を決断する材料になりました。
― カーボンゼロの目標を掲げ、その実現に向けて様々な取り組みを進めておられますが、この宣言をされた背景について教えていただけますか?
立教大学では、エネルギー対策を実施することで、エネルギー消費や地球環境保全に関する法遵守を含め大きな社会的責務を担っています。
また地球環境問題という重要な課題に対して、本学は人材の育成や課題の解決など重要な役割を担っており、省エネルギー対策のみならず教育·研究·社会貢献においても積極的に推進することが大学の社会的責任として、更に踏み込んだチャレンジを掲げました。これは二酸化炭素排出削減に限定せず、多角的な視点でより実効性の高い対応を目指すことを立教大学の省ネルギー対策の基本としています。
参照元:立教大学ホームページ(https://www.rikkyo.ac.jp)
教育・研究・社会貢献という役割を担う立教大学様が、エネルギー選びにも真剣に取り組まれている姿勢からは、脱炭素への想いがひしひしと伝わってきました。そんな確かな意志を持つ皆さまとご一緒できることを、私たちも大変うれしく思っています。秩父新電力は、これからも地域と未来のために挑戦を続けるパートナーでありたいと考えています。
学校法人立教学院 立教大学
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3丁目34番1号
https://www.rikkyo.ac.jp